^40^Ca(α,γ)^44^Ti反応断面積は重力崩壊型超新星爆発の際の^44^Ti生成量を決定する重要なパラメータであるが、従来の実験値および理論評価値には2〜10倍の不定性があり、定量的な解析の妨げとなっている。我々はCa標的にα線ビームを照射して生成される^44^Tiの量を高感度放射化分析によって測定し、断面積を決定する計画を推進中である。本講演では^44^Ti放射能測定用に開発した検出器の性能および^40^Ca(α,γ)^44^Ti断面積の試験測定の結果を報告する。